androidからiPhoneにして2週間。使ってみて分かった7つの事

どうも坂本です。

メインのスマートフォンを androidからiPhone に移行して暫く経ったので、思った事や導入したアプリの話をさせてください。

まだ様子見中ではありますが、今のところ使い勝手は良好です。

Galaxy note10 から iPhone12mini にメイン端末を移行しました。

小さい端末は、やっぱり使いやすい

iPhone12mini はサイズが小さくて薄いので携帯性が抜群です。

メインとして常に持ち歩いていた Galaxy note10 とは大きく違うので、ポケットが重くなくていい感じです。

ただ、その分だけ画面の情報量は少なくなってしまいます。特に縦の割合が減っています。

iPhone 12mini と Galaxy note10 の画面の情報量比較

横については、文字数の換算で2割程度変わる印象です。

それにより改行が入ることで縦の行数が増えた結果として、画面の横幅が少なくなった印象が強くなります。

そして縦は明らかに情報量が少なくなるので、その分スクロールの回数は増えてしまうでしょう。

しかし逆説的ですが、見辛くなるなら画面を見る機会が減ることに繋がるわけです。
余計な事に気を散らさなくなる事で、やりたい事への集中は増してくるかもしれません。

手にしっくりくる形と重量バランス

以前に社用端末として、iPhone 5c という端末を支給されて暫く使っていたのですが、その機種と同じく手に持った時の手馴染みの良さが印象的です。

手に吸い付いてくる感触というか、サイズと重量のバランスが絶妙なんでしょう。

反面、最新の iPhone13 Promax などは重いと散々に言われていますから、筐体に対しての部品重量のバランスが難しかったのかなと想像しています。

手馴染みがいいと、より相棒感が強まってきますよね。

デザインは大事

今更ですが、やっぱりApple製品のデザインは美しいですよね。

多くのandroid製品が工業的に優れたデザインとするなら、日常に馴染むデザインというべきでしょうか。

特にiPhone12系の側面が角ばったデザインは往年の名機 iPhone 4s を彷彿とさせます。

届いた iPhone 12mini をいい歳のおっさんがニヤつきながらあらゆる角度で眺めている姿は、さぞかしキモかった事だろうと思います。

androidとiOSが機能的に近づいてきている

暫く前から聞く話ですが、この2つのOSそれぞれの便利な機能をお互いがどんどん取り入れていて、出来る事や使い勝手が似てきています。

特に印象的なのはホーム画面やウィジェットです。

androidではよく使うものだけをホーム画面に置いておいて、それ以外はアプリ一覧からその都度立ち上げるというのが普通でした。
それに対して iPhoneでは全てのアイコンがホーム画面に並び、その中からいちいち探して起動しなければというイメージでした(あくまでイメージです。実際には他の使い方もあったのかもしれません)。

今ではウィジェットを置けるのでホーム画面だけで情報確認ができ、アイコンはAppライブラリから立ち上げれば良いという事ができるので、全く違和感を感じません。

iPhone で導入されたショートカットによる自動制御は、まさにandroid的な機能だと思います。

スマホ聡明期に、GPSで場所を検知させて音量やマナーモードを自動で切り替えるというような事をandroidで当たり前のようにやっていましたが、iPhoneを使っている友人からはドン引きされたものでした。

テザリングが簡単になってたのは大きいです。
以前は設定画面から深く潜る必要があったのが、コントロールセンターから一手間入れるだけでアクセス出来るようになってました。
androidのように、クイックパネルをワンタップで繋がるとまではいきませんが、だいぶ実用的になりました。

設定周りはすぐに慣れた

当然、androidとiOSでは諸々の設定項目の場所とか考え方は違うのですが、スマートフォンとしての機能は共通の部分が多いので、探せば普通に見つかります。

感覚的には Windows 7 から Windows 10 でUIが変わった時のような感じでしょうか?

特にandroidをもともと選ぶような人は、設定で端末の機能を最大限に引き出したいという欲を持った人が多いと思うので、すぐに順応できると思います。
実際、androidはメーカーのカスタマイズで設定項目の位置が変わるのは普通の事なので、今さら問題にもなりません。

余談ですが、PCゲームを新たに始めるとなった時に、
設定画面をまず開くタイプの人はandroidが向いていて、いきなりゲームをスタートする人はiPhoneが向いているそうです。

ロック解除は少し面倒

iPhoneのFace ID の認識の早さはやはり優秀です。素晴らしい。

ただ、解除された後に上へのスワイプを求められるのが面倒です。

androidは顔認証されたら、そのままホーム画面に行くのですが、この一手間が地味に面倒です。
結局スワイプするなら、パターンをなぞっているのと変わらない印象になってしまうので、ホーム画面への遷移をせめて選択制にしてくれないかなと…

※iPad mini6 のTouch IDは解除と同時にホーム画面へ遷移してくれます。

なんなら多くのandroid端末のように顔認証と指紋認証の両方に対応して欲しいところです。

もっというと自宅ではロック自体が必要ないので、androidのように場所に基づくロック解除の機能も選べると本当に便利だと思いますが、搭載は難しそうですね。

ターンフリックへの対応が不完全だった

マニアックな所なのですが、個人的に一番ショックだったのが、この点です。

androidの文字入力アプリでアルテ日本語入力キーボードというものがあります。

簡単に言うと従来のフリック入力の発展形で、一筆書きのような運指を行うことで濁音や小音を混ぜた文章を圧倒的に早く楽に入力する方式です。
一度慣れてしまうと、これ以外では日本語を打ちたくなくなってしまうほどで、特に長文打ちでは絶大な効果を発揮します。android使う人は絶対に使ってみるべきです。

このアプリの存在だけでもandroidを使う価値があると思える入力方式で、iPhoneでもflickというアプリでそれが実現できるという情報を見ていたので、それはそれは楽しみにしていました。

ですが実際に導入してみると、およそ半分ほどの機能しか移植されないままで、運営会社のサイトにもiPhone版の情報は掲載がなくなっていました。大ショック。
計画途中の問題で立ち行かなくなってしまったのか分かりませんが、ただただ残念です。

代わりになる日本語入力アプリも見当たらないので、暫くはこのまま使ってみる予定ではありますが。

何だかんだ、だいぶ慣れました。

思っていた以上に早く操作性に慣れてきていてます。

これまで使っていたandroid端末と比較して一長一短あるのは当然ですが、割り切って運用してしまえば確かに優等生だなと感じます。 日本のスマートフォンシェアの大半を占めるのも納得です。

ただし、端末単体として見たときに、androidの同価格帯の製品とどれほどの差があるのか?というのは微妙な所です。 過大評価と言えないだろうかとも思えます。

そう、端末単体として見たならば…です。

Apple Watch編に続く…

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