クラウドのファイル管理で、どこでもオフィスに

どうも坂本です。

僕は所謂ガジェットオタクで部屋には無数の端末があります。
そんな状態だと必要なファイルがどの端末にあるか分からなくなってしまい、
一台一台を起動してファイルを探すなんて考えたくない事態になりかねません。

そこでどうしているかと言うと、クラウドのオンラインストレージサービスを利用して、どの端末でもフォルダをそのままに使えるようにしてあります。

今日はそのクラウドとは何ぞや?というお話です。

クラウドは怖くない

書いていても思うのですが、クラウドなんてネーミングが良くないです。意味が分かりません。

「いや、これは雲のようにファイルが空を漂っていて、どこでもアクセス出来るように・・・」
なんていう作り手の熱い思いは知りません。そこはかとなくオシャレ感があるし。

などというオッサンのぼやきは置いといて、今日の話はオンラインストレージについてのものです。
日本語で言うと遠隔で使える仮想のハードディスクだと思ってください。
契約している端末の全てで同じように使える挿しっぱなしのUSBメモリでも結構です。

クラウドというとそれ以外にも様々なサービスがあるのですが、またいずれ取り上げます。

どういう仕組?

ざっくりいうと一台の端末にフォルダがあるとして、
そこに置いてあるファイルを更新したり追加や削除を行うと、他の端末にも同様の変化が起きる仕組みです。

インターネットに接続している間に更新処理が起きるので、使う前後にネット接続が必要です。
僕のように自宅で使うならwifiで繋がっているとスマホやタブレットでも同様に使えます。

それぞれの端末が相互に連携しているので、アプリがインストールされている端末では同時に同じような処理が走り、どの端末からでも同じデータを同じ感覚で使えるのです。

ただしネット接続されていない端末で、それぞれから同じファイルに変更がされていたりすると競合が起きるので、どちらかを残すか削除するかを選ぶ必要が起こります。

例えばこんな使い方

設定した同じ名前のフォルダの下は全て連携されているので、僕のように家に端末が複数ある場合は分かりやすいです。

スマホで書いた文章を保存すると、PCでその続きを書いてblogにアップするなんて事が出来ます。
wifiで繋がっていれば、線を繋ぐ必要もありません。

自宅のファイルサーバを使っている方も多いと思いますが、オンラインストレージなら外出先でも同じ感覚で使えます。
自宅のファイルサーバだとセキュリティの問題が入ってきて、色々大変でリスクも伴います。
オンラインストレージならこれらの問題も考える必要はありません。

もちろんネットに繋がっている必要はありますが、僕のように出張の多い人間は使い勝手が良くて重宝します。

使い方は簡単です。

PCであればアプリをインストールして、どのフォルダを連携させるのかを決めるだけです。
そのフォルダより下に置いたものが全て連携対象となります。

スマホアプリはフォルダ構造が自動で作られますので、PCと同じ階層構造にファイルが格納されるのをイメージしてください。

どのサービスを使うかによって、使い勝手が多少変わってきます。
僕は「One Drive」と「Google Drive」を使っています。
他にも「Dropbox」や「iCloud」が有名所です。

僕は「Microsoft 365 (旧称 Office 365)」というサービスを契約していて、その中に含まれているOneDriveをメインに使っています。

どのサービスもログインにアカウントを作る必要がありますので、メールアドレスの準備とパスワードを考える必要はあります。

一度立ち上げると、普通のフォルダと同じように扱えるので、あまり細かい事を考える必要はありません。

明日は僕の愛用する「One Drive」をもう少し掘り下げます。